西予署街頭啓発 安全運転呼び掛け 死亡事故が続発
愛媛県西予市で5月下旬から交通死亡事故が相次いだのを受け、西予署などは6日夕、事故現場周辺などで街頭啓発を行い、ドライバーらに安全運転を呼び掛けた。
署や西予交通安全協会、市役所、市消防本部などから約70人が参加した。5日夜に軽乗用車と衝突して高齢男性が死亡した同市宇和町卯之町2丁目の国道56号では、午後5時半から約1時間、参加者が「交差点 よく見る・止まる・徐行する」などと書かれたボードを手にアピール。5月26日夕に乗用車との事故で高齢女性が死亡した市立野村病院周辺でも実施した。
西予署によると、2017年の管内の交通事故死者は4人(6日午後5時時点)で、前年同期比1人増。県全体でも5月26日以降の11日間で死者5人と交通死亡事故が多発している。
署は管内の直近の2件はいずれも高齢者が関係しているとし「高齢者が被害者や加害者にもならないよう取り組む」としている。